この記事の監修者
仲間 幸所有資格外壁アドバイザー
外壁塗装会社で営業を15年経験。その後、独立して外壁塗装専門の 一括見積りサイトを立ち上げる。
駐車場の外壁塗装をする場合の注意点とは?
駐車場の外壁塗装をする場合の注意点として、車に養生シートがかけられているかどうかがポイントになります。
自宅を外壁塗装する場合に、一般的には足場を組んで飛散防止シートを設置して、しっかりと養生します。
そうしておけば、シートの外側に外壁塗料が飛ぶことはないでしょう。
ですが、建物と駐車スペースが近い場合はどうでしょうか?
飛散防止シートが風で動いた場合には、最悪塗料が飛ぶ可能性はゼロではありません。
そんな場合は、車専用の養生シートをかけます。
昨今の外壁塗装はローラーを使うケースが多くなっています。
ですが、吹き付け塗装もまだまだあり、その場合は周囲に飛散します。
とりわけ風が強い日については飛散に関して注意しなければなりません。
一般的な家屋の場合は、外壁塗装工事は1週間から2週間でしょう。
車に影響がある場所の外壁塗装の場合は心配でしょう。
新車だったり、車に愛着があったりする人は絶対に汚したくありません。
車に養生されない場合は、業者に相談しましょう。
駐車場の外壁塗装のトラブルとは?
外壁塗装の工事で駐車場の車に塗料が付着した事例
駐車場から5メートルも離れていない隣の家の外壁塗装工事をした場合のことです。
外壁塗装の養生が塗装面積の一割程度でありました。
近くに駐車してある駐車場の車には1台もビニールで養生していないまま吹きつけ塗装をしました。
すると当然ですが車に塗料が付着しました。
この場合は保険で対応するようになったようですが、おきたくないトラブルの例だと思います。
駐車場の外壁塗装で車が汚れた場合の全塗装費用は?
駐車場の外壁塗装で車が汚れた場合の全塗装費用は、最低でも20万円から30万円はかかります。
車全体に細かく塗料が飛んでいる場合は治すのも大ごとになります。
特に集合住宅の塗装トラブルが多いです。
自分が依頼したわけではないですから、解決するまでにもかなりの時間がかかるようです。
工事中に建物の近くに車を停める場合は養生してもらうのが必須ですね。